皆さん、こんばんは。残暑厳しいですね。ご無理なくです。
さて、今晩は、「就職氷河期世代」と「Z世代」です。どういう意味かと言うと、親子世代ですよね。今、全国的に次世代として「Z世代」が注目されています。私が事業展開していた北九州市では、今年の4月に市役所に「Z世代課」という新たな課が新設された程です。
一方で、「Z世代」の親世代はちょうど「就職氷河期世代」、つまり1970年代生まれの世代になると思います。「就職氷河期世代」は、バブル崩壊後、それまで進学して就職するという「成功モデル」が崩れた世代です。「ニート」や「パラサイト・シングル」という言葉が生まれた時代です。
「Z世代」である高校生世代にお話しするのは、「もし、ご両親とお話をする機会があったら、是非とも、「就職氷河期世代」であるご両親の人生経験について、お話を聞いてください」とお願いしています。ご両親世代は、「就職するのも大変」「結婚するのも大変」「子どもを養育するのも大変」という「人生の重荷を背負った世代」だと考えるからです。
私は「探究学習」のマネジメント・サポートという立場で関わっていますが、今の高校生世代である「Z世代」にとって、「探究学習」の最高の教科書がご両親世代である「就職氷河期世代」であると考えています。
是非とも、高校生世代の皆さん、ご両親の幾千山千の人生論を聞いてみてください!
どんな著物にも優る「最高の教科書」であると、私は考えます。(了)
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