【Blog#20】「起業家教育」について
- 尾藤文人
- 2024年9月5日
- 読了時間: 2分
更新日:1月13日
皆さん、こんにちは。お陰様で、本ブログで第20話になります。引き続きどうぞ宜しくお願いします。
本日のお題は「起業家教育」についてお話します。
最近は全国的にZ世代の次のα世代においても、「起業家教育」が実施されるようになっています。私が約40年前は「起業する」という言葉がそもそも無かったような気がします。私世代での「起業家」はあの「ホリエモンさん(堀江貴文さん)」ぐらいです。
私は昨今の「起業家教育」については、人生の選択肢が広がる意味では良いと考えています。従来型のステレオタイプ的に世間体のいい学校へ行って、世間体のいい就職先へ行って、・・・と言うのは、「自分」という人格を壊してしまうと考えます。
一方で、危惧もあります。「起業家」になることは「万能」では無いという事です。山口周さんの著書の中で、「ビジネスの世界では、良好物件は既に掘りつくされている。残っているのは、行政や民間企業が手を出せない分野、すなわち、投資額が大きくて、リターンが少ない分野である」といった趣旨の事を述べています。GAFAと言ったユニコーン企業を目指すことをもてはやされますが、そもそもそのような分野は残っていないという事です。
私も同感です。
我田引水のようなお話になりますが、「起業家」というのは自己実現するための選択肢の一つとして捉えてはどうでしょうか。弊社では「社会地域課題解決型人材育成」と言っていますが、自分がやりたい事・かなえたい事を実現するために、進学してもいいし、就職してもいいし、起業してもいいし、そのような選択肢を選ぶことができる社会の大切さを次世代(Z世代やα世代など)の方々に知ってもらえるといいな、と考えます。

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