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【Blog#24】大航海時代の「羅針盤」について

執筆者の写真: 尾藤文人尾藤文人

更新日:1月13日

皆さん、おはようございます。本日のブログのテーマは、「大航海時代の羅針盤」について、お話したいと存じます。いきなり何それ?と思われる方もいらっしゃると存じます。

「大航海」というのは、人生を例えています。私はもう50歳、半世紀を越えてますが、まだ、よく見えません(苦笑い)。次世代の方々だったら、もっと見えないと想像します。

私もよく引用するのですが、「座右の銘」であるとか、「座右の書」であるとか、述べると「あ、この方はこういう事を考えているのか、信条としているのか」が分かるのですが、次世代の方々にそのような事を求めるのはナンセンスだと考えます。

私事ですが、中東で3年間駐在した経験があります。彼らは挨拶として「アッサラームアライクム(あなたがたの上に平安がありますように)」とか「インシャーラー(アラーがお望みであれば(アラーの御意志であれば))」という言葉を使います。また、街中にはモスク(イスラム教の礼拝堂)が存在します。常に「神と共に生き、神によって生かされている」という雰囲気を肌で感じます。

一方で、日本人は無信仰の方が多いと存じますので、日常生活の中で「神や仏」について実感しながら、生活されている方は多くないと存じます。

いい意味でも日本人は何からも捉われることが無い社会の中で、一方で「羅針盤」をどうしたらいいのか?という問いに関しては、なかなか答えのない問です。

回答のひとつとしては、「トライ&エラー(試行錯誤)」が大事だと考えます。私もいけないのですが、学生さんの「探究学習」のマネジメント・サポートをする際に、「失敗しないように」とあれこれ手を出し過ぎるきらいがあります。

もう、長くなるので話を切り上げますが、例えば、大発明家と言われる人は「トライ&エラー(試行錯誤)」を数えきれない程して、笑えるような大失敗をしています。

なんだ、そんな事か、と言われるかもしれませんが、「トライ&エラー(試行錯誤)」について、ちょっと頭の片隅に置いてください。(了)



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