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【Blog#26】「マウント」について

執筆者の写真: 尾藤文人尾藤文人

更新日:1月13日

皆さん、おはようございます。まだまだ暑いですね。

本日の「ブログ#26」のテーマは「マウント(「自分の優位性を示すため」に威圧的な言動を取ること。)」について、お話します。

皆さん、誰しもがマウントを取られて、困ったり、不愉快な思いをされた経験があると存じます。私がオブザーバーで参加した、とある「まちづくりワークショップ」でこんな事案がありました。前半1時間程度でまちづくりレクチャーがあった後、後半1時間程度で、参加地域住民同士で意見交換の場での出来事です。

冒頭、ある男性の方がこんな発言をされたのです。「私は75歳ですが、まだまだ若い人には負けません。まちづくりに積極的に関わりたいです。」と発言されたのです。ご本人は全く悪気は無いと思われますが、会場がシーンと静まり返ってしまい、誰も意見が言えない雰囲気になったのです。これは明らかに「見えないマウント」ですよね。次の男性の発言者が「私は50歳代で若造ですが、宜しくお願いします。」という発言になってしまったのです。

「50歳代は若造?」明らかに会場の雰囲気の軸がおかしくなってしまったのですが、冒頭の男性の思いも寄らない発言が「デファクト・スタンダード(まちづくりワークショップの標準)」になってしまった事例です。

このような「マウント・デファクト・スタンダード」は、日々あちこちで発生していると思われ、判断を歪められたり、大きな社会的経済的損失をも生みかねません。

またまた我田引水で恐縮ですが、私たちの「まちづくりなどワークショップ」では、「レゴ®シリアスプレイ®によるまちづくりワークショップ」という取組を始めています。まちづくりという多世代交流は様々な困難がつきまといます。年齢、性別、地域など異なる違いにより様々な摩擦が生じやすいです。そんな時に(おもちゃの)レゴを介在するとコミュニケーションがとてもスムーズに動きます。

上述のまちづくりワークショップの事例は、「マウント・デファクト・スタンダード」に関するほんの一端です。最近、多発している「ハラスメント事案」もその一例だと考えています。本件については、また、ブログで触れていきたいと考えています。

(出典)都市計画報告集「レゴ®シリアスプレイ®ワークショップ」の活用による交通まちづくり政策立案手法の報告~北九州市における産官学金メディア連携・多世代交流による「新ビジョン」への期待~




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(5) 各種イベントの企画、制作、運営及び管理
(6) 建設運輸事業に関するコンサルティング業務
(7) 前各号に附帯又は関連する一切の事業

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5. Planning, production, operation, and management of various events

6. Consulting services related to the construction and transportation industry

7. All other business activities incidental or related to the above items

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