【Blog#α4】今更、ほうれんそう
- 尾藤文人
- 4月8日
- 読了時間: 2分
社会に出ると「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」という言葉があります。社内も社外でも当てはまると考えます。
今から30年以上前に出会ったプライベートバンカーの方に言われたことを思い出します。「メールの返信の速さで仕事が出来るかどうかが分かる」と。確かにその方は滅茶苦茶メール返信が速かったです。「回答出来る事、考えさせて欲しい事、回答出来ない事」について状況を的確に返信してくれます。特にディールに関する内容については時間を急ぐ場合が多いので、一刻を争うケースもあります。
一方で私は自分でコミュ障(コミュニケーション障害)と言う程、コミュニケーションが不得意です。シニア幹部だった頃、夕刻にこれからお客様と会食と言うときに、上司から電話が入り、いきなり「バカヤロー、何やってんだー!」です。私は何の事か、全く見当がつかず、「すみません」と平謝りです。翌日朝一で、同じ上司から電話が入り、「反省しているか!」と言われ、「反省しています」と言って、電話が切れました。結局、今になっても、何に怒られたのか、何を反省するのか、分からないままです(苦笑い)リスク管理を行っている組織で最低なコミュニケーション(ほうれんそう)です。
学生の皆さんは日々「ほうれんそう」の試行錯誤だと存じます。親、先生、友人、など摩擦が生じるのは大体「ほうれんそう」が上手く行かない時だと考えます。処方箋は無いのですが、「必ず誰かに伝える」という事がリスクヘッジになると思います。お試しあれ。
令和7(2025)年4月8日(火)

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