皆さん、おはようございます。本日の「Blog#29」テーマは、「就職氷河期世代」と「Z世代」(その2)です。以前にもお話したテーマで再掲になるのですが、何故かと言いますと、先日、NHKのクローズアップ現代で「ミッドライフクライシス “人生の曲がり角”をどう生きる」と題して、放映されたのです(2024年9月17日(火)放映)。
以前のブログで、「就職氷河期世代」と「Z世代」はどういう関係か、という問いに対して、親子世代というお話をしました。「就職氷河期世代」は、バブル崩壊後、それまでの成功モデルである、進学して就職するという当たり前としていた道や橋が無くなってしまった世代です。「ニート」や「パラサイト・シングル」という言葉が生まれた世代でもあります。それまで、「努力すれば報われる」や「機会は平等に与えられる」と考えられた社会が瓦解したとも言える時代でした。
解決にはなかなか難しい課題です。今でも政府や地方自治体では「就職氷河期世代」対策施策を掲げていますが、どうなんでしょうか。
これまでもブログで、「次世代(Z世代)」に対して、日本全国が熱い視線が注がれ、人モノ金が投入されています。「セカンド次世代(就職氷河期世代)」として捉えられないでしょうか。どういう意味かというと、「就職氷河期世代」は50歳前後です。人生100年時代と言われる今、これからまだ人生50年ある訳です。「次世代(Z世代)」とともに、「セカンド次世代(就職氷河期世代)」が歩むとすれば、大きな推進力(ムーン・フロンティア)になると考えます。
本テーマは、引き続き、考えていきたいと存じます。(了)

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