おはようございます。10月末になり、徐々に涼しくなってきましたね。
本日の【Blog#47】のお題は「民間主導型人材育成(多様な人と人をかき混ぜる)」について、お話します。
また、何だ?というお話ですが、小学校・中学校・高校・大学の所管省庁は文部科学省になります。また、企業(労働)人材政策の所管官庁は厚生労働省、経済人材政策の所管官庁は経済産業省、建設運輸人材政策の所管官庁は国土交通省になります。
私が以前、人材育成事業をしていた北九州市ではこんな事案がありました。とある高校では卒業生の90%が市外に転出し、北九州市内で就職や進学をする学生は10%だと言うのです。一方で、企業側も「北九州市内では採用したい人材が居ない」という声を聞きます。
こういった状況が起こる遠因は「所管官庁の違い」にあるのではないか、と私は推察しています。18歳とか22歳とかで、いきなり「衝突お見合い」では、お互いのニーズが異なることは当然起きうる話です。昨今では、文部科学省と経済産業省との連携が見受けられますが、やはり省庁が違うので、齟齬は当然起きえます。
国の所管省庁の違いなどを憂いても、なかなか組織は変わらないので、そこは「民間主導の出番ではないか」と考えています。「産学官金メディア連携」(横連携)や「多世代交流」(縦連携)といつも呪文のように唱えているのは、「衝突お見合い」を避けるためです。
つまり「民間主導で多様な人と人とかき混ぜてはどうか」という提案です。
本件については、引き続き、提案課題にしていきたいと存じます。
(投函日 2024(令和6)年10月29日(火))
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