皆さん、おはようございます。涼しい秋風が心地よい今日この頃ですね。
本日の【Blog#51】のお題は、「ノブレス・オブリージュ」についてお話します。
「ノブレス・オブリージュ」についてググると「『社会の模範となるように振る舞うべきだ』という社会的責任ニュアンスを意味するフランス語」とあります。
私は、高校生などを対象とした「探究学習」のイントロダクションで「ノブレス・オブリージュ」をご紹介します。「何故か?」と申しますと、「探究学習」のお題で「社会地域課題解決に資する商品やサービスを提供しよう!」と提示します。ここで更に「何故か?」という問いに対しては、なかなか理屈で言うのは難しく、「高校生という立場に置いて、社会的責務において、社会地域課題解決に資するべき役割を担うべきである」という論拠になります。
よく「『探究学習』のKPI(重要業績評価指標)って、何ですか?」と問われるので、上述のような説明をするのですが、「定性的な説明で定量的な説明では無い」と喝破されます。弊社のミッションとして「旧帝大への合格者数や医学部への合格者数」を掲げているのではない、と説明するのですが、物別れに終わってしまいます。
「指標」はとても分かりやすく、説得力があります。私たちの時代は「偏差値」という絶対的な指標がありました。しかしながら、どうでしょうか?生き物のように動く世の中や社会に対峙できる力となり得たのでしょうか?
そのような反省から「探究学習」が導入され、次世代人材育成が試みられていると考えています。
本話で51話となりました。また1話から始めるという思いで、問うて行きたいと存じます。引き続き応援宜しくお願いします。
(投稿日 2024(令和6)年11月6日(水))
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