皆さん、こんにちは。11月末になりましたね。
本日の【Blog#57】のお題は、「自らの考え」について、お話します。
私は、学生さんに対しては、できるだけ「自らの考え」を問うようにしています。勿論、「見て、聞いて、学ぶ」という座学は当然のことながら、必須であり、大事です。それを踏まえて、自分の中でどう昇華していくか、が問われることになります。
批判めいた事例で恐縮ですが、先日、2回続けて同じような光景に出会いました。30分程度の打ち合わせをしました。先方さまが課長クラス(管理職)、課長補佐クラス、係長クラスのような布陣でした。30分程度打ち合わせをしても、課長さんが一切、発言しないので、私から「課長さんのご意見は如何ですか?」と促したのです。しかしながら、課長さんは「彼ら(課長補佐さんや係長さん)と同じ意見です」と答えただけで、「自らの考え」には言及しなかったのです。
私はがっかりしたと言うか、残念な気持ちになりました。他者さんの話なので、言及しても仕方が無いのですが、課長クラス(管理職)が30分黙って座っているだけで、「何の価値があるのかな?」と考えてしまいました。勿論、情報共有であったり、お目付け役?なのかもしれませんが、よい印象は持ちませんでした。
冒頭に戻りますが、私たちの時代は、先生の話や教科書から「見て、聞いて、学ぶ(インプット)」して、そのまま、試験用紙に「書く(出力する)」という「初期型タイプライター的な機能」が求められていました。所謂「大量生産大量消費時代の賜物」です。
現代は「自ら地図を描くような生き方」が求められていると考えています。長尺になるので、ここでやめますが、今後も考えていきたいと存じます。
(投稿日 2024(令和6)年11月27日(水))
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