皆さん、こんにちは。
今日の【Blog#61】のお題は、「#価値観」についてお話します。
「#価値観」というと、今から約40年前は「#偏差値」一神教でした。「#偏差値」によって、人生が決まると言っても過言では無い時代でした。一方で、「#偏差値」によって、何事も決まるので、判断基準が分かりやすい時代だったかもしれません。ただし、「#偏差値」によって、「勝者」か「敗者」が決まるので、「敗者」側に回った人達にとっては、たまったものではない制度であった事も確かです。
現在はどうでしょうか。多様な「#価値観」が唱えられ、私は、人生の選択肢が多くなったり、敗者復活が出来るような社会になってきたと考えています。勿論、充分では無いし、完璧でも無いですが、良い方向に向かっていると考えています。
学校の「#不登校」がしばしば話題になります。文部科学省によると、小・中学生の不登校者数は3.7%程度とのことです。私からすると、(怒られるかもしれませんが)「とても少ない」という意見です。
組織では、「#パレートの法則」といって、「2:6:2」という数字の割合があります。組織では、2割の方が優秀者層、6割の方が中間者層、残り2割の方が何らかの不適合を抱えている方々という割合に分けられます。「#パレートの法則」を踏まえれば、小・中学生の不登校者数が約20%になってもおかしくないと考えます。不登校者数が増えればいいという論法では全く無いのですが、上述の「3.7%」という数字は極めて低いと言えます。
どうしても一定の枠にはめれば、2割程度の方々が、その方自身の課題問題では無く、枠に合わなかったりするものです。大事なのは、学校や会社・組織などにおいて、反対側に居る方々を、社会として排除するのでは無く、セフティーネットなどで受け入れたりする多様な「#価値観」が社会に柔軟性を与えたり、可逆性に強くしたりすると考えます。
(投稿日2024(令和6)年12月4日(水))
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