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執筆者の写真尾藤文人

【Blog#64】「人生」について

おはようございます。

本日の【Blog#64】のお題は、「人生」についてお話します。

昨日、俳優であり歌手の方(54歳)の逝去の報道がありました。亡くなる前のSNSに投稿された写真が意味深と言われ、私も拝見しました。色々とご苦労があったことと存じます。

次世代の方々にはなかなかお伝えにくいのですが、人生50年を生きた方々は多かれ少なかれ「人生の傷」を背負っていると思います。

私事ですが、以前、河川技術者として勤めていた時代、国が管理する河川が全国に「109水系」あるのですが、私は冗談半分に「110水系」と言っていました。「110水系」目は「三途の川」と言っていました。「何を不謹慎なことを」と言われそうですが、冗談では無いのです。私も何回か「三途の川」を行ったり来たりしたのですが、渡り切れなかったのか、追い返されたのか、まだ、手前に居ます。

当時、助けてくれた方々がいらっしゃって、今でも覚えているのですが、私がお詫びや感謝の気持ちを伝えると、「お互い様」だから気にしなくていい、とおっしゃいました。私はその「お互い様」という言葉を家宝にしています。

次世代の方々はこれから輝ける未来が待っているのも確かですが、困難な道が待っていることも確かです。徳川家康が「人生とは、重い荷を背負って、遠い道のりを歩くようなものだ」と言っています。

苦しい時や悲しい時、辛い時、確かに助けてくれる人はそんなに多くはないかもしれませんが、見ていてくれる人や手を差し伸べてくれる人が居ることも確かです。

昨日、逝去された方は私たち同世代においては、10代から「輝ける星」であった方でした。安らかにお休みください。

(投稿日 2024(令和6)年12月7日(土))



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