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執筆者の写真尾藤文人

【Blog#67】「挨拶」について

こんにちは。寒いですが、晴天が続いています。

本日の【Blog#67】のお題は、「#挨拶」についてお話します。

「挨拶」にまつわる話は、古今東西を問わず、付きまとうお話です。

もう40年も前から「今の若い人の挨拶はなっていない」という声が聞かれたものです。

私は、その「挨拶」に救われた方です。

私が巨大組織に在職していた頃、職員の皆さんが100人程度在職する事務所の所長を務めることになりました。それまで管理職は経験していましたが、巨大組織における上下左右ある管理職と、地域の現場を担う事務所とはちょっと訳が違いました。勿論、私は初心者ですし、たまたま、パートナーである4人の副所長さんも含めて、全員、新任でした。人事が考える事なので、私たちには非が無いのですが、本当に所長・副所長5人が手探り状態でした。

ちょっと事務所内が落ちついて、職員の皆さんと管理職が話し合う機会に、職員の皆さんから「所長はもっと職員に寄り添ってほしい」というご意見がありました。私は「う!」となってしまい、しばらく考えることにしました。一朝一夕に出来る事では無いし、かと言って、奇をてらった事をしても逆効果であるし、「うんうん」と唸っていました。結局のところ、「挨拶」しか無いと考え、朝、事務所の一階フロアで挨拶を始めることにしました。

当時、朝、8時30分が始業時間だったため、8時から約30分間、職員の皆さんと朝の挨拶をすることにしました。自分自身にとっても無理のない範囲で出来ますし、ほぼ、毎朝続けました。私の朝の「挨拶」の効用だけではありませんが、事務所内の不協和音が無くなったような雰囲気になりました。

私自身、コミュニケーションが決して上手では無く、批判されることも多いのですが、「挨拶」ってオールドかもしれませんが、大事な「魔法」だと認識しています。

冒頭の「今の若い人たちの挨拶はなっていない」というお話は、私は感じた事は無いです。本当に学校現場などで、口酸っぱく指導されていることが伺えます。

本日は「挨拶」に救われたというお話でしたが、コミュニケーションの打開策として、是非とも試してみてください。

(投稿日 2024(令和6)年12月13日(金))




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