本日の【Blog#78】のお題は「逆流の時代」です。
「官から民へ」と言われて久しいですが、昨日(1月7日)、トヨタ自動車株式会社さまが「Toyota Woven City」に関するプレスリリースをされています。従来の日本では、民間主導でのまちづくりは考えられなかったことです。
弊社が提供する「探求学習」についても、学生のアウトプットである「社会地域課題解決型商品やサービス」をやりっぱなしではなく、「行政へ提案するスキーム」が造られつつあります。
某行政の幹部の方々が、公の場で「多様化複雑化する社会地域課題に、行政だけで対応するは無理です。」と発言されるのを聞き、時代が変わった(逆流の時代の到来)ことを実感します。
もう15年ぐらい前、地方分権を叫ばれた時代は、「国と地方との戦い」や「官と民との戦い」と言った、マフィアまがいの抗争がありました。もう、今では、「グラデーション」が進んで、「拒否反応を感じる雰囲気」では無くなったように思われます。
約30年前は「どこの会社」へ行くか、が重んじられました。今は、「何をするか」が重んじられるのは、上述の社会背景とは無縁では無いと考えます。引き続き、本テーマについては、考えていきたいと存じます。
(投稿日 2025(令和7)年1月8日(水))
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