
ライオンは「勇気」や「リーダーシップ」を象徴し、眼鏡は「知識」や「知性」を表すことが多いです。これらの要素を組み合わせることで、「知性とリーダーシップを持って社会地域課題に取り組む姿勢」を表現しています。
Syllabus
【授業名】
未来を動かすヒント:エッセイ×学術理論で学ぶ「リーダーシップ論」
【担当教員】
尾藤 文人
【授業の目的・目標】
本授業は、著書『未来を動かす38のヒント』に収録された実体験エッセイと、主要なリーダーシップ理論を対応づけて学び、
学生が自らのリーダーシップスタイルを理解し、現実社会における意思決定力・対人関係力を高めることを目的とする。
実践知と理論知を融合することで、社会に変化を起こす次世代リーダーの育成を目指す。
🟦 シラバス
【授業名】
未来を動かすヒント:エッセイ×学術理論で学ぶ「リーダーシップ論」
【担当教員】
尾藤 文人
【授業の目的・目標】
本授業は、著書『未来を動かす38のヒント』に収録された実体験エッセイと、主要なリーダーシップ理論を対応づけて学び、
学生が自らのリーダーシップスタイルを理解し、現実社会における意思決定力・対人関係力を高めることを目的とする。
実践知と理論知を融合することで、社会に変化を起こす次世代リーダーの育成を目指す。
【ディプロマ・ポリシーとの関連】
-
知識・理解:リーダーシップ理論と社会実装の関連性を理解する
-
思考・判断:多様な価値観の中で意思決定・問題解決できる力を養う
-
関心・意欲・態度:自己省察を通じ、主体的に学び続ける姿勢を育成
-
技能・表現:議論・プレゼンテーション・省察文書作成の技能向上
【キーワード】
リーダーシップ、マネジメント、自己理解、実践知、意思決定、感情知性、共感、変革、多様性、越境、マンダラチャート
【学修到達目標】
-
自らのリーダーシップスタイルを言語化できる
-
主要なリーダーシップ理論を理解し、説明できる
-
実践知と理論知を統合し、社会課題に向き合う思考を持てる
-
議論・対話を通じ、共感・多様性・創造力の重要性を認識し、行動に移せる
【授業概要】
毎回、指定のエッセイとリーダーシップ理論を事前リーディングし、講義+ディスカッションを通じて実践知と理論を往還させる。
また、マンダラチャートを作成しながら自己成長を可視化し、最終回では「自分のリーダー像と行動計画」を発表する。
【授業計画(全15回)】
回 /テーマ/エッセイ/対応理論
1/オリエンテーション:「未来を動かす力」とは/「はじめに」「動き出す一歩」/コッター『リーダーシップとマネジメントの違い』
2/組織と役割:組織内での自分の立ち位置/「私たちについて①~④」/ドラッカー『プロフェッショナルマネージャーの行動原理』
3/環境変化と挑戦:変化に立ち向かう力/「ゼロからイチ(基礎編)」/ハイフェッツ『リーダーシップの新しい使命』
4/共感力:リーダーの基本姿勢/「相互理解について」「人間関係について」/ゴーフィー&ジョーンズ『共感のリーダーシップ』
5/困難と成長:壁を越える力/「NOと言える人」「人生」/ベニス『挫折がリーダーシップの糧になる』
6/謙虚さと強さ:リーダーの二面性/「ゼロからイチ(試行編)」「ヨーダの存在」/コリンズ『レベル5リーダーシップ』
7/変革のプロセス:反発を超えて/「逆流の時代」「ウサギと亀(続編)」/ルーク&トーバート『変革リーダーへの進化』
8/自分らしさ:Authenticityの追求/「ウサギと亀」/ジョージら『自分らしいリーダーシップ』
9/不完全性の力:完璧でないことの意味/「完全でないことを恐れない」/アンコーナ他『完全なるリーダーはいらない』
10/EQと感情の知性:感情を扱うリーダー/「コミュニケーション」「挨拶」/ゴールマン『EQのトレーニング法』
11/意思決定の複雑性:戦略的に考える/「戦略学」「平等」/シューメーカー他『6つのスキル』
12/教育的リーダーシップ/「起業家教育」「教えることとは」/フィンケルシュタイン『最良のリーダーは教師』
13/多様性と巻き込み力:協働のリーダー/「コミュニティ」「盆・ジョビ」/イバーラ&ハンセン『高業績を実現する力』
14/越境と共創:境界を超える視点/「ドアをノックする」/カシアロら『組織の境界を超える』
15/自分のリーダー像:プレゼンとまとめ/「見えないもの」「終章」/イバーラ『「自分らしさ」が仇になるとき』
※9回目からマンダラチャート作成を開始し、15回目で最終提出
【成績評価基準】
項目 割合
出席と参加態度 30%
リアクションペーパー・マンダラチャート提出 30%
最終レポート(リーダー像+行動計画2000字) 40%
【成績評価方法】
-
毎回の積極的参加、発言、協働性を重視する
-
課題内容の深さ(独自性・理論応用力)を評価
-
最終レポートでは「リーダーシップ理論×自己探究」ができているかを見る
【教科書・テキスト】
-
尾藤文人著『未来を動かす38のヒント』(抜粋PDF配布)
-
指定学術論文(例:HBR日本語版、各理論文献)
【参考文献】
-
ジム・コリンズ『ビジョナリー・カンパニー』
-
ダニエル・ゴールマン『EQ こころの知能指数』
-
ロナルド・ハイフェッツ『リーダーを目指す人の心得』
-
ピーター・ドラッカー『経営者の条件』
【履修者への要望事項】
-
毎回の事前リーディング必須
-
自己開示と他者尊重を意識して議論に臨むこと
-
ChatGPTなどAIツール活用も歓迎(プロンプト設計含む)
【アクティブ・ラーニングの要素】
-
グループ対話(ピアディスカッション、小グループワーク)
-
ゲスト講義・実践型ワークショップ
-
マンダラチャートによる自己探究・行動計画づくり
【実務経験を活かした教育の取組】
-
教員は国土交通省勤務経験を有し、現職では起業家として地域社会課題解決型事業を推進
-
現場知と理論知の統合による、実践的・現実的なリーダー育成を重視する
【備考】
-
授業中、AI活用に関するリテラシー教育も実施予定
-
マンダラチャートテンプレートは第1回配布
-
ChatGPT使用時は出典明記を必須とする
【関連URL】
-
第二ピアサービス株式会社公式:https://www.sepeer.online/
-
『未来を動かす38のヒント』特設ページ:[※URL準備中]