おはようございます。本日も心地よい冬晴れです。
本日の【Blog#62】のお題は、「20代」についてお話します。
昨今、凶悪犯罪に手を染める「20代」に焦点が当たっています。多くが「住所不定」であったり、「職業不詳」であったり、「借金を抱えている」という共通項があります。勿論、凶悪犯罪組織の摘発は重要ですが、自ら入っていくのは「20代」の方なので、「20代」について、お話します。
私自身の経験から「18歳の春」の危険性については、繰り返しお話しているところです。理由は、「18歳の春」に就職するか、進学するか、の2択となり、3択目が無いからです。現代では、高校生まで事実上の義務教育化してますから、ほとんどの方が安心して過ごすことが出来ます。課題なのは、18歳以降です。勿論、18歳までが人生の滑走路であり、準備期間なのだから、離陸(就職や進学)できるようにするのが当然である、という論もあると思います。しかしながら、個人差がありますから、「第3の選択(就職も進学もしない)」という選択肢もあり得る訳です。
上述の「20代」の方々はおそらく「第3の選択」をされたと想定されます。私はどうしても思考がハード面になってしまうのですが、「人生のインキュベーション施策」を講じることができないのかな、と考えます。比較するものが違う、と言われればそれまでですが、「起業に関するインキュベーション施策」には巨額な資金や人材が投入されています。対象は同じく「20代」なのですが、「機会均等」を鑑みると、「自己責任」を問うよりは、「社会の構造責任」を問い、こぼれないようにするのが、責務だと考えています。
(投稿日 2024(令和6)年12月5日(木))
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