#9物価高対策とインフレ政策
- 尾藤文人

- 2 日前
- 読了時間: 1分
物価高対策とインフレ政策について、考えると「あれ?」と思いますよね。
インフレ政策なのだから、物価は高くなります。でも、物価高対策を行う。
日本は、長らくデフレでした。「デフレからの脱却」ということで、日本銀行は「異次元とも言われる量的緩和」を実施した結果、ようやくインフレ傾向になりつつあります。当たり前ですが、物価も上昇することになります。景気が上向き、企業の業績も上向き、賃上げに繋がるというストーリですが、「賃金」は「企業の所得の再分配」なので、必ずしも「賃上げ」する訳ではありません。
今、日本で起きていることは、物価高に「賃上げ」が追い付いていないと言われています。インフレターゲットを「2%」に設定しているからと言って、経済成長率が「2%」になるかと言うと、簡単な問題では無さそうです。税金で物価高対策をしても、時間稼ぎに過ぎず、根本的な解決にはなりません。
「自由に使えるお金を増やすにはどうしたらいいのか?」先日のブログに立ち戻るのですが、積極的な財政(大きな政府)を目指すか、減税(小さな政府)を目指すのか。最終的な目的やゴールは同じなのですが、国民は選択する必要や責務を任じています。





コメント